ハロー張りネズミ(21)

ハリネズミと街角でぶつかった女が、翌朝に自殺体として発見された。
娘の死に疑惑を抱く母親からの依頼で調査を始めたハリネズミ。
他殺の線で調査を始めていくうちに、容疑者が4人も浮かんできたが、ハリネズミの眼前に“密室”という巨大な壁が立ちはだかって… 犯人は誰だ? ハリネズミの推理が冴える!見知らぬ男性から手渡された写真に、裸で凌辱される娘が写っていた! 娘を問い詰めることも出来ず、写真を渡された後も何の要求もなく、悩んだ父親はハリネズミの元へ依頼へ来る。
どうやら、依頼者の会社の株が仕手筋に巻き込まれており、娘の写真は、高値で株を買い戻させるために、仕組まれた罠のようだが…!?ハリネズミの盟友・グレさんの故郷でもある広島。
仕事の都合でここに赴いたハリネズミは、原爆が投下される日の前日にタイムスリップしてしまう!? 初めはとまどうばかりだったが、偶然出会った男がグレさんの父親だと気付いたとき、盟友の両親を救うべくハリネズミは動き始めた。
堀江あきをはデザイン学校の卒業を間近に控え、憧れのカメラマン・加堂伶のアシスタントに志願する。
一方、モデルを目指す親友、矢沢香苗はあきをの撮った写真で「ミス・アレキサンドラ」1次審査に見事合格。
主催の”ジュエリー麻生”には大のマスコミ嫌いで公の場に姿を見せない麻生社長がいた。
加堂はあきをにアシスタント採用の条件として、麻生の写真を撮ってくるよう話を持ち掛けるのだが…。
憧れのカメラマン・加堂伶のアシスタントになれたあきを。
彼女がカメラマンになるきっかけとなった写真の少年は実は加堂であった。
あきをの中で彼の存在が大きくなる。
また彼女の親友でモデルの矢沢香苗も加堂に想いを寄せていた。
そんな中、加堂は写真集の撮影のためにスリランカへ渡ることに…。
しかし彼の本当の目的は、出生にまつわる秘密を探るためでもあった!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60006884